特集 : 侵略のための日米共同訓練は中止を
投稿日時: 2006-3-3 16:24:08 (1263 ヒット)

侵略のための日米共同訓練はやめよ


 


鳥取民報 2006年3月5日


 


陸上自衛隊米子駐屯地の第8普通科連隊(日根野伸一連隊長)の隊員350人が、米テキサス州の第4海兵師団23連隊第一大隊(予備役)250人と、2月19日から3月3日までの間、岡山県奈義町の日本原演習場と滋賀県高島市の饗庭野演習場で日米共同訓練を強行しました。同訓練には、一昨年、グアムで米海兵隊から訓練を受けた大阪府の自衛隊第37普通科連隊も参加しています。


 


 自衛隊日本原基地演習場では、初めての日米共同訓練が、2月20日から24日の5日間、多くの県民の反対の声を無視して実施されました。


 


報道によると、23日には、米海兵隊の30人と米子駐屯地の陸上自衛隊30人が、至近距離実弾射撃訓練をしました。7辰ら20辰凌祐屬北呂靴辛古の頭と心臓を、小銃やけん銃で撃ちぬく訓練が繰り返されました。


 


日本で初めての市街地戦闘訓練


 


訓練の多くは、饗庭野演習場で行われました。


昨年11月10日、日本共産党の井上哲士参院議員らが同演習場を視察していますので、今回、「敵ゲリラ制圧」訓練の場となった施設の様子を紹介します。


 


しんぶん赤旗〇五年二月二十三日づけによると、井上議員らは視察の際に、市街地戦闘訓練施設について、「今津ビルディング」という二階建てビルや、銀行、レストランを想定した建物、地下道、戦闘訓練をモニターし指示を与える管理棟で構成。一ヵ月間に六日、空砲やレーザー光線銃を使う交戦訓練を実施。夜間もヘリや戦車、装甲車両も参加し、米軍からの訓練を受けた隊員が指導しているとの説明を受けました。


 


同施設は、昨年、約五億円をかけて完成したばかりなのに、すでに拡張企画があり、新たにコンビニ、官公庁、アパート、民家を模した七棟と管理棟の拡張に約十億円の予算を要求中です。


 


同訓練施設では、今回、国内で初めてとなる日米共同の市街地戦闘訓練が実施されました。


 


実戦さながらのゲリラ掃討訓練


 


日米双方の約30人づつの小隊が連携して敵のいる3棟を征圧する訓練が行われた。自衛隊員が発煙筒を投げ入れ、はしごを使って2階窓から突入。同棟の制圧が終ると、海兵隊員が自衛隊の援護を受けながら、レストランと銀行を次々と制圧した(毎日新聞二月二十四日づけ)など、各紙が報道しています。


 


日本原演習場では、2月26日、憲法改悪反対県共同センターなどでつくる実行委員会が、「2・26日本原演習場日米共同訓練反対集会」を開きました。県内外から7百人が参加、鳥取県からは35人が参加しました。


集会では、日本共産党の町の森藤政憲奈義町議が、奈義町で日米共同訓練が実施されるに至った経過について報告しました。


 


二―四―Bで基地の永久使用


 


森藤町議は、「議会で共同訓練の受け入れに反対したのは、私一人でした。議会で受け入れを可決したのは昨年12月26日でした。しかし、21日にすでに、防衛施設庁広島支局が岡山県知事に対して一方的に二条四項Bの通知を行っていました。この通知を行えば、年に六週間以内、永久的に米軍が好きなときに使えるようになります。米軍の永久使用を決めた後に町に知らせる。こんな住民無視は許されません」と地方自治をふみにじるやりかたを糾弾しました。


 


さらに「アメリカの侵略戦争の訓練のために、奈義町が使われることはあってはならない。町長も次回はその時点で判断すると言っている」と述べました。


 


また、警察や機動隊によって厳重な警備が行われ、携帯電話を取るために路肩に止めた車を警官隊が取り囲んだり、家に帰るために検問を受けるなど、市民生活に支障が出た点も報告しました。


 


仁比参院議員が訴え「米軍再編と改憲は一連のもの」


 


 国会からかけつけた仁比聡平参院議員は、「座間にアメリカから米陸軍司令部を持ってきて、日米の『殴り込み部隊』の司令部を一体化する。横田には空、海、陸の日米共同司令部を設置する。岩国には厚木基地の空母艦載機部隊を移転する。沖縄辺野古には巨大基地をつくる。米軍再編と自衛隊の米軍との一体化、改憲は一連のものです。海兵隊との共同訓練は、侵略のための殺戮の訓練だ。このような訓練のために我が国土を使わせてはならい」と訴えました。


 

議員(団)サイト
リンク